赤外線(IR)の波長

2012年4月11日更新

目に見える光のことを可視光といいますが、この範囲で光が赤く見える波長は620nmから750nmの波長領域になります。薄膜などを扱う世界で言う「赤外域」はとても範囲が広く、ほとんどのケースでは具体的な波長域を示すことで何処なのかを特定します。波長で言えば、概ね700nmから1000μm程度となります。この範囲内で赤外も近赤外線、中赤外線、遠赤外線と波長の長さによってさらに分類することが出来ます。

光学系で用いるのはほとんどは700nm〜2.5μm程度の近赤外領域になります。薄膜に用いる物質も、可視光のものとは異なる酸化物やフッ化物を使うケースがあります。

薄膜の特性【参考】

主として光学膜や機能膜として用いられる薄膜の代表的な特性、物性について紹介します。

酸化物の薄膜

フッ化物の薄膜

窒化膜

炭化膜

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