屈折率の一覧

2012年4月7日更新

屈折率はN値ともいいますが、代表的な光学膜、機能膜に使われる材料について薄膜の屈折率を一覧にしました。光学の世界ではTiO2を超える高さを持つ屈折率が待望されていますが、実用上普及するには至っていません。

屈折率の一覧
物質名 屈折率(可視域 550nm)
ZnO(酸化亜鉛) 2.1
Ta2O5(五酸化タンタル) 2.16
WO3(酸化タングステン) 2.2
Nb2O5(五酸化ニオブ) 2.33
I.T.O(In2O3+SnO2)酸化インジウムスズ 2.06-i0.016
TiO2(二酸化チタン−チタニア) 2.33-2.55
Ga2O3(酸化ガリウム) 1.45
CeO2(酸化セリウム) 2.2
Al2O3(酸化アルミニウム-アルミナ) 1.63
Y2O3(酸化イットリウム−イットリア) 1.87
Cr2O3(酸化クロム) 2.24-i0.07 (700nm)
ZrO2(酸化ジルコニウム−ジルコニア) 2.05
MgO(酸化マグネシウム−マグネシア) 1.74
HfO2(酸化ハフニウム−ハフニア) 1.95
LiF(フッ化リチウム) 1.3
NaF(フッ化ナトリウム) 1.34
AlF3(フッ化アルミニウム) 1.38
YF3(フッ化イットリウム) 1.5
YbF3(フッ化イッテルビウム) 1.52
GdF3(フッ化ガドリニウム) 1.59
MgF2(フッ化マグネシウム) 1.38
CeF3(フッ化セリウム) 1.63
NdF3(フッ化ネオジウム) 1.61
CaF2(フッ化カルシウム) 1.23-1.45
LaF3(フッ化ランタン) 1.56

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