面取り機のメーカーの一覧

2011年10月13日更新

面取り機はその多くが専用機で、パイプや歯車など面取りをする部材の形状に特化したものが多く出ています。従来は、面取りには熟練工の腕が必要とされ、現在も腕が必要なことはたしかですが、機械によっては誰でも使えるタイプのものも出てきています。卓上面取り機や手で持てるほど小さなハンディータイプの面取り機、パイプ面取り機、工程を自動化して省力化できる自動面取り機など用途に応じて様々な機械が出ています。加工しようとする材質に適合するものであるかどうかは重要なポイントになりますので、切削・研削部分の工具にどのようなものが使われるのかも事前に確認しておくのが良いかと思います。

富士元工業
大阪市鶴見区に本社を持つ面取り工具、面取り機の専門メーカー。切削工具も手掛ける。ナイスカットのブランドで知られる。面取り機としては、卓上面取り機シリーズであるナイスコーナー、ハンディタイプの面取り機としてはハンチャンマンが紹介されている。
甲山製作所
岐阜県可児市にあるバリ取り機や面取り機の総合メーカー。1947年創業。工場も岐阜県に持つ。ギヤ(歯車)の面取りやバリ取りで特に強い機械をラインナップに持つ。省スペース・品質向上・生産性アップに寄与する倣い式面取り機。
ホクセイ製作所
昭和55年に門真市で創業した面取り機、バリ取り機の専門メーカー。倣い式の面取り機であるタッチカッター、6面フライス材向けの面取り機、ダイキャスト・溶断製品向け面取り機が紹介されている。「未経験者でも熟練工の面取り加工ができる機械」をコンセプトにしている。
先生精機(せんじょうせいき)
静岡県静岡市にある面取りやバリ取りに特化した機械メーカー。スピィーディーかつ高度な熟練工レベルの面取り・バリ取り加工を実現。プログラムレスの面取り機、バリ取り機PLCシリーズや、対向2頭式面取り機、大型ギヤ面取り機、ブラシバリ取り機、ラック面取り機などが紹介されている。
富永工作所
アルミ用の卓上面取り機やバリ取り機を製造販売。大阪府東大阪市にある。
アカシン
ドックレベラ・テーブルリフト・面取り機などをオーダーメイドで手掛ける広島県のメーカー。一定スイング式面取機、ティーチングレス面取機を紹介している。ワークにキズがつきにくく、あらゆるワーク形状に対応できる面取り機で、ワークの形状に追従して動作するタイプのため、ティーチングが不要。
日本オートマチックマシン
自動端子圧着機や関連機器の製造、精密バイス、精密機器各種の製造販売を手掛けるメーカー。
谷テック
金属切断用丸鋸や面取り機、研削盤のメーカー。本社は京都府綴喜郡宇治田原町にある。面取り機としては、全自動面取機DEFタイプ(最大長さ7500mmまでのパイプの両端の内面、外面、端面の同時加工)、半自動面取機EFタイプ(パイプの内面、外面、端面の面取りが同時に可能)が紹介されている。
モリ工業
ステンレス溶接管のトップメーカー。ステンレス管だけでなく、自動パイプ面取り機も製造販売する。月産4000トンを誇る日本でも屈指のステンレスメーカー。
サンワ
東京都西多摩郡で電動工具の製造販売を手掛けるメーカー。 面取り機としては、電動式の卓上面取り機が紹介されている。最大面取り能力は、軟鋼板「5C」、ステンレス「3C」、アルミニウム「5C」、面取り角度は15〜45度。
イヤマ
R面取り機の製造販売会社。造船や、橋梁、鉄骨の生産現場で生まれたアイデア面取り機。

 

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