砥石の選び方:砥石形状から選ぶ

2009年8月24日更新

砥石、特にダイヤモンドホイールやCBN砥石などの超砥粒を使った砥石は、「砥層」「台金」の二つの部分から成り立っています。「砥層」とは、砥石の層つまりダイヤモンドやCBNなどの砥粒とボンド、気孔などによって構成された「砥石そのもの」で、この部分で加工物を研削・研磨していきます。台金(シャンク、台座)はこの砥層を接着した台です。機械へ装着するときの台となり、穴やネジで機械へ取り付けられるよう高精度に加工されています。

砥石は加工する機械や加工方法、素材の数だけ存在するといっても過言ではありません。もちろん、砥石の種類には限りがありますが、カスタマイズ可能な生産資材という点ではかなり幅広いラインナップを持ちます。そのほとんどが使う機械や研削するワークなどに応じて製作されるもので、さまざまな形状に仕上げることが可能です。まさに一品一様の製品といわれるのはこれが所以です。

 

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