A6061(アルミニウム)の成分、特性、機械的性質、強度、耐力について

2010年12月4日更新

A6061は耐食性が良好なことから、ボルトやリベット接合の構造用材として使われます。溶接継手強度には劣りますが、T6処理を施すことで耐力値をかなり高い値まで持っていくことができます。耐力としては245N/mm2以上の強度まで上がります。これはSS400に匹敵する強度です。用途しては、船舶、車両、陸上構造物などに用いられます。

A6061の成分

6000番台の番号が付いているアルミ合金は、添加元素としてシリコンとマグネシウムを加えているAl-Mg-Si系の合金です。

A6061(アルミニウム)の成分
合金番号 Si Fe Cu Mn Mg Cr Zn Ga, V, Ni, B, Zr等 Ti その他 Al
個々 合計
A6061 0.40から0.8 0.7以下 0.15から0.40 0.15以下 0.8から1.2 0.04から0.35 0.25以下 - 0.15以下 0.05以下 0.15以下 残部

A6061の機械的性質(耐力、引張強さ、伸び、曲げ)

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