SK105(旧SK3)の用途、機械的性質、成分、用途の一覧

2010年8月14日更新

SK105は以前の規格でいうSK3のことで、ハクソーやたがね、ゲージ、治工具などに使われます。炭素鋼は炭素の量が0.6%を超えると、焼入れ硬度はあまり変わらなくなり、耐摩耗性や耐衝撃性のみ変わってきます。

材料記号 化学成分
C Si Mn P S
SK105
(SK3)
1.00〜1.10 0.10〜0.35 0.10〜0.50 0.030以下 0.030以下
鋼板、鋼帯を除く炭素工具鋼鋼材の焼きなまし硬度
材料記号 焼きなまし温度
(℃)
焼きなまし硬度
(HBW)
SK105 750〜780徐冷 212以下
熱間圧延鋼板及び鋼帯、冷間圧延鋼板及び鋼帯の硬度
材料記号 熱間圧延鋼板及び鋼帯 冷間圧延鋼板及び鋼帯
熱間圧延まま硬度
HRC
焼きなまし硬度 焼きなまし硬度
Hv
冷間圧延まま硬度
Hv
(参考値)
HRB HRC
SK105 - - 31以下 220以下 (220〜310)

 

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