安山岩の特徴
火成岩のうち、火山岩に分類される岩石で、建築石材としてもポピュラーな部類です。土木、建築、墓石と幅広く使われており、耐火性に特に優れた特徴をもちます。石垣や石壁にも使われてきました。斑晶と石基を内部組織に持ち、構成要素としては角閃石、輝石、磁鉄鉱、黒雲母、石英、斜長石などを含みます。日本で有名なものとしては、表面がはがれる特性をつ鉄平石や、神奈川県真鶴特産の本小松石、福島県の白河石などがあります。一般には御影石として総称されることの多い石材です。
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