C7701(ばね用洋白)の成分、物性|引張強さ、耐力、曲げ、硬度などの規格値
C7701はいわゆる「ばね用洋白」、洋白特種と呼ばれていた材料です。洋白の中では銅の比率が最も低い54〜58%となっています。低温焼きなまし処理により、高性能のばね材に向いています。電子・計測機器用のスイッチ、コネクタ、リレー等にも使われます。
C7701の成分について
銅合金番号 | 化学成分(質量%) | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Cu | Pb | Fe | Sn | Zn | Be | Mn | Ni | |||
C7701 | 54.0から58.0 | 0.03以下 | 0.25以下 | - | 残部 | - | 0.50以下 | 16.5から19.5 |
C7701の物性|引張強さ、伸び、曲げ、硬さ、結晶粒度、導電率
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