C1921(鉄入り銅)の成分、物性|引張強さ、耐力、曲げ、硬度などの規格値
C1921(鉄入り銅)は導電性、熱伝導性、強度、耐熱性に優れた高銅合金です。加工性に優れ、半導体用リードフレームのほか、端子・コネクタ等の電子部品に使われます。鉄の含有率は0.05〜0.15%、他にリンについての規定値が成分表にあります。鉄を含有させた銅合金は特に耐応力腐食割れに強い材料になります。
C1921の成分について
銅合金番号 | 化学成分(質量%) | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Cu | Pb | Fe | Sn | Zn | Al | Mn | Ni | P | その他 | |
C1921 | 残部 | - | 0.05以上0.15以下 | - | - | - | - | - | 0.015以上0.050以下 | - |
C1921の物性|引張強さ、伸び、曲げ、硬さ、結晶粒度、導電率
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