C1441(すず入り銅)の成分、物性|引張強さ、耐力、曲げ、硬度などの規格値

2011年1月18日更新

C1441(錫入り銅)には板材としての規格があり、導電性、熱伝導性、耐熱性、展延性に優れた高銅合金です。半導体用リードフレーム、配線機器、その他電気電子部品や湯沸器などに使われます。スズの含有率は0.10〜0.20%となっており、他に亜鉛や鉄、鉛、リンについての成分規定があります。純銅に分類されないものであっても、1000番台の銅合金は、Cu比率が高くなっています。スズ量が増えると導電性は下がりますが、耐熱性は向上します。使用限界の温度は300℃とされます。

C1441の成分について

C1441の成分表
銅合金番号 化学成分(質量%)
Cu Pb Fe Sn Zn Al Mn Ni P その他
C1441 残部 0.03以下 0.02以下 0.10以上0.20以下 0.10以下 - - - 0.001以上0.020以下 -

C1441の物性|引張強さ、伸び、曲げ、硬さ、結晶粒度、導電率

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