クロマツ(黒松)の特徴|引張強度、圧縮強度、曲げ強度、曲げ弾性率、硬度
日本では本州から四国、九州に分布し、韓国にも自生する針葉樹です。アカマツによく似た材種で、心材は黄褐色、辺材は淡黄白色をしています。雄松(オマツ)とも呼ばれます。庭などに植えられたり、盆栽として用いられる園芸用途でも知られます。塩害にも強い性質があるため、防潮林としても使われます。赤松同様、針葉樹のなかでは引張強度や曲げ弾性等にも優れます。
曲げ弾性率 (kgf/cm2) |
105000 |
---|---|
圧縮強度 (kgf/cm2) |
450 |
引張強度 (kgf/cm2) |
1400 |
曲げ強度 (kgf/cm2) |
850 |
せん断強度 (kgf/cm2) |
90 |
木口面硬さ(硬度) (kgf/mm2) |
4.3 |
板目面硬さ(硬度) (kgf/mm2) |
1.2 |
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