SM570(溶接構造用圧延鋼材)の用途、機械的性質、成分の一覧
溶接構造用圧延材のなかでは最も引張強さの下限が高い鋼材です。また、この鋼材についてのみ、BやCの記号はありませんが、−5℃での衝撃試験が実施されています。
| 材料記号 | 厚さ | C | Si | Mn | P | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SM570 | 100mm以下 | 0.18以下 | 0.55以下 | 1.70以下 | 0.035以下 | 0.035以下 |
| 機械的性質 | 材料記号 | |||
|---|---|---|---|---|
| 降伏点または耐力(N/mm2) | 鋼材の厚さ(mm) | 16以下 | 460以上 | SM570 |
| 16を超え40以下 | 450以上 | |||
| 40を超え75以下 | 430以上 | |||
| 75を超え100以下 | 420以上 | |||
| 100を超え160以下 | - | |||
| 160を超え200以下 | - | |||
| 引張強さ(N/mm2) | 鋼材の厚さ(mm) | 100以下 | 520〜720 | |
| 100を超え200以下 | - | |||
| 伸び(%) | 鋼材の厚さ(mm) | 16以下 | 試験片5号19以上 | |
| 16を超えるもの | 試験片5号26以上 | |||
| 20を超えるもの | 試験片4号20以上 | |||
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