C6280（アルミニウム青銅）の成分、物性｜引張強さ、耐力、曲げ、硬度などの規格値
C6280はアルミニウム青銅の板材の規格にある銅合金で、旧規格でいうアルミ青銅４種（ABx4）で銅の比率が７８〜８５％のものです。アルミ青銅の中ではC6140とならび、鉄の含有量が少ないのが成分上の特徴の一つです。またNiの含有比率が最も多くなります。耐海水性、耐摩耗性に優れるため、船舶機械部品などに使われています。
C6280の成分について
| 銅合金番号 | 化学成分（％） | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Cu | Pb | Fe | Sn | Zn | Al | Mn | Ni | P | その他 | |
| C6280 | 78.0以上85.0以下 | 0.02以下 | 1.5以上3.5以下 | - | - | 8.0以上11.0以下 | 0.50以上2.0以下 | 4.0以上7.0以下 | - | Cu、Fe、Al、Mn、Niの合計99.5以上 |
C6280の物性｜引張強さ、伸び、曲げ、硬さ、結晶粒度、導電率
>このページ「C6280（アルミニウム青銅）の成分、物性｜引張強さ、耐力、曲げ、硬度などの規格値」の先頭へ
- 加工材料の性質と特徴（目次）へ戻る
- 青銅（すず青銅、りん青銅、アルミニウム青銅）の種類、特性の一覧へ戻る
- 銅と銅合金の種類、特性についてへ戻る
