C6161(アルミニウム青銅)の成分、物性|引張強さ、耐力、曲げ、硬度などの規格値

2011年1月15日更新

C6161は強度が高く、耐摩耗性や耐食性にも優れた材料で、車両、機械、船舶などのシャフトやブッシュ、ギヤ−ピニオン等に使われます。棒材としてのC6161は、アルミニウム青銅の中でもAl含有率が7〜10%と最も低く、銅の比率の高い合金になります。他に、マンガンとニッケル、鉄を主要成分とし、Pb(鉛)を0.02%含有します。旧称でいうアルミ青銅1種(ABx1)です。板材と棒材の規格があります。

C6161の成分について

C6161の成分表
銅合金番号 化学成分(%)
Cu Pb Fe Sn Zn Al Mn Ni その他 Fe+Sn Cu+Fe+Al+Mn+Ni
C6161 83.0から90.0 0.02以下 2.0から4.0 - - 7.0から10.0 0.50から2.0 0.50から2.0 - - 99.5以上

C6161の物性|引張強さ、伸び、曲げ、硬さ、結晶粒度、導電率

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