C5111(りん青銅)の成分、物性|引張強さ、耐力、曲げ、硬度などの規格値
C5111はリン青銅C5071よりもスズの含有量が1ランク多くなっている材料で、青銅の強度や硬さ、靭性を向上させるリンについても含有範囲が広くとってあります。銅とスズ、リンの合計値は他のりん青銅と同様に99.5%となっている。
C5111の成分について
銅合金番号 | 化学成分(質量%) | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Cu | Pb | Fe | Sn | Zn | Mn | Ni | P | Cu+Sn+P | Cu+Su+Ni+P | |
C5111 | - | 0.02以下 | 0.10以下 | 3.5から4.5 | 0.20以下 | - | - | 0.03から0.35 | 99.5以上 | - |
C5111の物性|引張強さ、伸び、曲げ、硬さ、結晶粒度、導電率
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