C2051(雷管用銅)の成分、物性|引張強さ、耐力、曲げ、硬度などの規格値
銅合金であるC2051は深絞り性について特に秀でた黄銅で、雷管用のものです。Cu-Zn系の黄銅と呼ばれる分類としては銅の純度が最も高く98から99%となっています。亜鉛量と深絞り性は反比例し、銅の比率が高いほど導電性や熱伝導はよくなります。
C2051の成分について
銅合金番号 | 成分(%) | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Cu | Pb | Fe | Sn | Zn | Al | Mn | Ni | P | その他 | |
C2051 | 98.0以上99.0以下 | 0.05以下 | 0.05以下 | - | 残部 | - | - | - | - | - |
C2051の物性|引張強さ、伸び、曲げ、硬さ、結晶粒度、導電率
>このページ「C2051(雷管用銅)の成分、物性|引張強さ、耐力、曲げ、硬度などの規格値」の先頭へ
- 加工材料の性質と特徴(目次)へ戻る
- 黄銅、真鍮の種類、特性の一覧(雷管用銅、丹銅、七三黄銅、65/35黄銅、六四黄銅、快削黄銅、すず入り黄銅、ネーバル黄銅、アドミラルティ黄銅、アルミニウム黄銅、高力黄銅)へ戻る
- 銅と銅合金の種類、特性についてへ戻る