貴石、半貴石とは

2010年6月26日更新

装飾的な価値のある石を総称してこう呼ぶ場合があります。宝石のほうが一般的には使われますが、研磨や研削で加工対象別に分類を行なうときなどは「貴石」や、「半貴石（前者に比べて入手しやすいもの）」と呼ぶことのほうが多いです。宝石用途のダイヤモンド、ルビー、サファイア、アメジストなど装飾的な価値の高い素材の総称でもあります。貴石の硬さを比較する際には、鉱物の硬さを示すモース硬さが使われることがあります。

なお、これらの加工にはほとんどの場合、ダイヤモンド砥粒が使われます。ダイヤモンド押し込み銅ラップ、円盤状の回転体に貴石を押し付けつつ、ファセットカットを行なっていく方式です。