バックグラインディング(バックグラインド)

2010年6月26日更新

シリコンウエーハに回路などのデバイス加工を施した後、その裏面からバックグラインディングホイールを使ってウエーハの厚みを薄くする加工方法のことを言います。半導体のシリコンウエーハにパターンを作る際、ある程度の厚みが必要なため、この工程が必要になります。つまりウエハが厚い状態でパターニングし、裏面を削って実用に耐えうる薄いものにします。落とす厚みはウエハにもよりますが、通常は360ミクロン程度は削る必要があるため、遊離砥粒を用いたラッピングでは時間がかかりすぎてしまいます。そのため、この厚みを落とすためにはバックグラインディングホイールと言われるダイヤモンドホイールが一般的に使われます。砥層はほとんどの場合、セグメントタイプのものが採用されています。

砥石の用語集へ戻る

バックグラインディング(バックグラインド)の関連用語

セグメント砥石
セグメントカップ砥石
ダイシング

 

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いです。toishi.uijin.com@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削に関わりのあるリンクを集めています。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトなど。関連分野で相互リンクご希望の方はお問い合わせください。

研磨、研削、砥石リンク集